くじびきアンバランス解説#4

第4回「闇のヘルメット・前編」
「立橋院高校の生徒会長」とは、権威・権力・責任を全掌握する存在であり、その象徴が会長のかぶるヘルメットなのである。このヘルメットは常人にはかぶれないくらい、暑く重い、まさに"神聖にして侵さざるべきもの"なのである。
第192代生徒会長・律子が何人たりとも侵入できないハズの生徒会室で居眠り中、事件は起こる。
生徒会攪乱をもくろむ何者かにより、ヘルメットが盗難されてしまう。ことが発覚すれば責任問題を越えた学校の根幹に関わる大不祥事となる。しかし隠し通そうにも、次の役員選バトルは目前に迫っている。生徒会長はいかなる理由があろうともこれを欠席する事は許されず、第87代会長が盲腸の手術を受けながら試合に出たことは今なお校内の伝説となっている。無論、ヘルメット無しで出席する事などありえない。
その時、生徒会長の口から「もう一つ」のヘルメットについての話が紡ぎ出される。学校の地下2000m、核兵器すら防ぐ障壁の向こうにそのヘルメットは鎮座している。通常付けているヘルメットを表または光のヘルメットと呼称するならば、このヘルメットはまさに裏、そして闇のヘルメットである。
かぶるとどんな恐ろしいことがあるかは分からない。香澄とリサにいざという時のことを任せ、律子生徒会長は闇のヘルメットを装着する。
どんな恐ろしい事が起こるのかと思いきや、まるで悪ふざけのように、老若男女入り混じった訳のわからんキャラの裏・委員長が姿を現す。呆れかえる香澄とリサ。
この後起こる恐ろしい出来事を知らないままに ・・・to be continued
出演
律子・キューベル・ケッテンクラート(vo.千葉紗子)如月香澄vo.(川澄綾子)リサ・ハンビー(vo.植田佳奈)