「双恋」

キライじゃない。切ったつもりが意外と見れるっていうのが本音。主人公のハーレム妄想や、言い寄ってくる"幼馴染""金持ち""ょぅι゛ょ"、そして"親衛隊""爺""山羊"のキャラがそれなりに立ってるのが見れる要因なんだろうな。
ただ未だに双子である必然性を感じないのが×。双子同士で主人公を奪い合うアングルもないし、「薫子とデートしたつもりが、実は菫子でした」みたなすり代わりアングルもない。恐らく双子の片割れが死んで…みたいな某野球漫画みたいなアングルもない…。
となると、「双子」っていう設定自体に重みがなくなる気がする。
そんなこと気にするな?って声も多そうですが、6組の双子が12人の個性として動かないと絶対シスプリ越えとかできないし。裏を返せば、双子の設定の生かし方にこそチャンスが転がってるわけで。


ってことで、双恋に対する参考文献
amazon:ミントな僕ら
双子設定はこう使うべし、っていう教科書だと思う。ただ、「女の双子」と思ってたら「実は片方女装」っていうかなり変化球な教科書ですけど。いかにも少女漫画なドタバタが面白い作品です、おすすめ!