「もはやニッチではない」オタク市場はデジカメ超える2900億円

それでも虐げられる我々ヲタ一同。ってか不景気に搾取されてるだけか?
今回の調査の面白い所は、それぞれの"オタク"をなんとか定義しようとしてる所でしょう。簡単にまとめると以下のようになります。

  • アニメ

「TVアニメ・OVA・アニメ映画の視聴が日課」「多くがTVアニメは週2けた以上録画」「PCやHDDレコーダーを活用するなどITリテラシーは高い」「年齢層は15歳から40代」「他のオタク分野との相関が強い」

  • アイドル

「アイドルに強い憧れや共感」「生活において情報収集や応援活動を最優先」「男女別」「現場系の年齢層は10−20代、コレクター系では20−30代」

  • コミック  

同人誌即売会に参加する、あるいは描く人」「10−40代まで幅広く分布」

  • ゲーム  

「生活時間のほとんどをゲームに費やす」「13−24歳の若年層と30代」「家庭用ゲームは沈滞気味」「PCゲーム*1が趨勢を占める」

「文書作成などPC本来の使用目的を忘れ、組み立てる行為が目的化している」「若年層の多くは新パーツに飛びつく『リッチマニア』」「40代は中古品を買いあさる『ジャンクマニア』」

コミックが極端すぎておもろい。コミックはコミケとか行かないコレクター層無視だし。それでも人口100万人は多すぎない?って思ったら、同人誌即売会参加者数で集計してるのね。コスプレもコミック系に含まれちゃうのね、微妙。
これだと自分はアニメヲタかも怪しい。視聴なら軽く二桁だけど、録画はちゃんぷる・ケロロdears…、すいません多分二桁越えですOTZ


しかしこういう分析は面白いね。ただ「ヲタの実態」の調査と題して、アキバの少数派をピックアップして晒すとかしょうもない扱われ方が特に多いだけに。ただ文中にもあるように、各消費層の相関の強さや、指標設定の難しさが壁になるとは思うけど。
一応経済学部なんでこういう卒論もありなんかねー。一応コレも野村総研の調査やし。

*1:要するにネットゲー廃人のことでしょう。